(VOVWORLD) - ファム・ミン・チン首相はWEFの第15回ニュー・チャンピオン年次総会への出席、および中国への実務訪問に際し、現地時間の27日午前、北京でインフラ整備、エネルギー、環境分野で活動する中国のいくつかの大手企業の指導者と会合を行いました。
中国のインフラ建設大手である太平洋建設集団の創始者 厳介和氏と同集団の指導者との会見でチン首相は同集団に対し、ベトナムの各省庁、地方と協力し、ベトナムへの新たな投資チャンスの模索や投資の拡大を進めるよう提案しました。
これに従って、同集団はハノイ市、および交通運輸省と連携し、バンカオ・ホアラック都市鉄道建設を研究すると同時に、北部山岳地帯の各省と協力し、インフラ整備を行うとしています。
また、チン首相は中国企業、中でも太平洋建設集団に持続可能な投資経営のため、常に好ましい条件を提示していると強調しました。
一方、ベトナムで総額8億ドル相当の廃棄物発電プロジェクト4件を展開している天盈集团 の取締役会長と高級幹部との会見で、チン首相は環境、およびグリーンでクリーンなエネルギー開発分野での同集団の投資拡大計画を歓迎しました。
また、ベトナムの第8次国家電力開発基本計画をはじめ、電力分野に関するメカニズムや政策を通知するとともに、同集団に対し、廃棄物処理や再生可能なエネルギー、水素発電など、同グループが強みを持ち、ベトナムが優先する分野での協力を強化し、新たな投資プロジェクトを提案するよう求めました。