チン首相 仮設住宅・老朽化した住宅撤去指導委員会第3回会議を主宰
(VOVWORLD) - 10日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は全国の仮設住宅・老朽化した住宅撤去中央指導委員会(以後、指導委員会と略す)の委員長として、第3回会議を主宰し、プログラムの実施状況と今後の課題について評価しました。
会議で発表しているチン首相 |
会議で、チン首相は、全国の仮設住宅・老朽化した住宅の撤去は党と国家の人道的意義を持つプログラムであり、革命功労者への感謝と報恩の精神を表すものであると強調しました。また、民族大団結の精神を体現し、社会的弱者や困難な状況に置かれている人々、遠隔地の住民に対する責任感を示すものでもあるとしています。
チン首相は、各省庁、地方、機関に対し、進捗を加速させ、今年10月31日までに仮設住宅・老朽化した住宅撤去の目標を基本的に達成するよう指示しました。この任務を遂行するため、チン首相は資源の多様化が必要であると明言し、特にハノイ、ホーチミン市、バクニン、クアンニン、ドンナイ、バリア・ブンタウ、ビンズオンなど、経済開発で先導的な役割を果たしている地域は、プログラム実施に際し、困難を抱える地域を支援する必要があると強調しました。
指導委員会の統計によりますと、これまでに全国で12万1000戸の仮設住宅・老朽化した住宅が撤去され、6万5000戸以上の新家屋が引き渡され、5万6000戸以上が建設中です。すでに6つの地方が仮設住宅・老朽化した住宅の撤去を完了しています。