(VOVWORLD) - 首相の動静を担当する当放送局（VOV）のレポーターによりますと、インドの国賓訪問の枠内で、1日午後、首都ニューデリーの大統領官邸でファム・ミン・チン首相は同国のドラウパディ・ムルム大統領と会見しました。
 チン首相（左）とムルム大統領（Dương Giang/TTXVN） |
会見で、チン首相は、ムルム大統領に対し、国防協力をはじめベトナムとインドの関係を引き続き支持するとともに、ベトナムへの優遇信用や人材育成を引き続き支援し、2030年までに貿易・投資・観光の分野における両国間の取引総額を倍増させるための措置を実施し、両国の国民や地方間の交流を深化させるために直行便を増便するよう提案しました。
この機に、チン首相は、トー・ラム国家主席からムルム大統領に、ベトナムへの早期訪問の招待を伝えました。
一方、ムルム大統領は、チン首相とモディ首相との会談の結果、特に両国が包括的な戦略的パートナーシップの強化に関する共同宣言を採択したことを高く評価し、今回の訪問で締結された文書が積極的に履行されるとの確信を表明しました。