(VOVWORLD) - 首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、韓国公式訪問の枠内で、2日午前、ソウルでファム・ミン・チン首相はサムスングループの李在鎔(イ・ジェヨン)会長と会見しました。
サムスングループの李在鎔(イ・ジェヨン)会長(左)と握手するファム・ミン・チン首相 |
会見で、李会長は「サムスン電子はベトナムにおける最大の外国投資企業として、ベトナムの持続可能な発展に協力することに尽力している」と述べました。また、「今後3年間でベトナムをグループ最大のディスプレイモジュール生産拠点にするために強力な投資を行う計画がある」と明らかにしました。
チン首相は、サムスンが引き続きベトナムでの投資と市場を拡大するとともに、サプライチェーンを多様化させ、ベトナムを戦略的生産拠点として位置づけ、主要製品の研究・開発・生産を進めるよう希望を表明しました。また、現地調達率の引き上げ、国内企業の能力向上、バリューチェーンへの効果的な参加を支援するよう提案しました。
さらに、デジタルテクノロジー企業やベトナムのパートナーとの協力を促進し、新しい画期的な製品の研究・開発を目指すとともに、ハノイにある研究開発センターの活動を強化し、新興分野の質の高い人材育成やイノベーション、スタートアップ、科学技術の応用などでベトナムを支援するよう要請しました。