(VOVWORLD) -10日午前、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は全軍の軍政会議に出席しました。この会議は今年上半期の軍事、国防活動の実施状況を総括し、下半期の任務を定めるため開かれたものです。
ファム・ミン・チン首相 |
会議で、チン首相は「最近、国内外の情勢が複雑に推移してきたことから、軍事、国防任務が日増しに困難となり、多くの試練に直面している。その背景の中で、軍隊は軍事、国防任務を立派に果たし、軍隊の戦闘能力の向上、国の上空と海域、陸上の国境線、サーバー・スペースを管理し、作戦技術、ハイテク武器を利用する戦争の研究活動を強化してきた」と明らかにしました。
チン首相は国防産業が突破的な成果を遂げ、正規、精鋭、近代的な軍隊づくりに大きく貢献していると述べるとともに「軍隊は労働生産、社会経済開発、自然災害防止、救助救難活動を効果的に展開してきたと高く評価しました。また、チン首相は軍隊に対し、敵対勢力や戦略的な拠点、重要なパートナーなどに油断をせず、万一の場合にも対応できるように全力を尽くすとともに戦闘能力の向上、訓練養成の質的向上などに力を入れるよう提案しました。
チン首相は軍隊に対し、兵站、エンジニアリング、防衛産業分野におけるプロジェクトを効果的に実施するよう要請するとともに、近代的で戦略的兵器の開発に画期的な進歩を作るとともに、国際統合と国防政策を効果的に展開し、国の発展のため平和で安定した環境を維持するよう提案しました。