フアム・ミン・チン首相(写真：VGP）

会合で、新型コロナウイルスが複雑な動きを見せている背景における保険部門の任務の実施や残されている問題点などが話し合われました。

会合で、チン首相は「全国民は新型コロナウイルス予防対策で基幹的な役割を担っている保健部門に信頼を置いている」と明らかにすると共に「医療部門が自らの任務や権限を履行するため措置を出す必要がある」と求めました。

一方、チン首相は保健省に対し、「まもなく開催される第15期国会選挙と各レベルの人民評議会選挙を始め、今後の経済社会の発展に向けて、新型コロナウィルスの効果的な対応策を提出するよう」要請しました。

会合で、グエン・タイン・ロン保健大臣は「今後、ベトナムでの新型コロナウィルスの新規感染者が増加する見込みであるが、感染源が特定された。」と述べると共に、「現在、保健省は新型コロナウィルスワクチンの調達のため、あらゆる手を尽くしている。これまでベトナムが購入、または、注文した新型コロナウィルスワクチンがおよそ1億7千万回分にのぼった。その他、ベトナムは国内での新型コロナウィルスワクチンの研究、生産に全力を尽くしている」と強調しました。