10日と11日の両日、中部高原地帯テイグエン地方のダクラク省、クロンナン県で「ベトバクの民間文化祭」が開催され、住民や観光客多数が訪れました。祭りではターイ(Tay)族の民謡テンやタイ族の踊りバンブーダンス、ザオ族の定期市などが披露されました。
クロンナン県、エアタム村党委員会のデイン・コン・フオン委員長によりますと、同村の人口は1万1千人あまりで、その中の84%は北部から引越しした人々です。旧暦1月15日に行なわれるこの文化祭は引越しした人々の独特な文化の保存、また、彼らとテイグエン地方の少数民族との交流の場を作り出すことが狙いであるとしています。フオン氏は次のように語りました。
(テープ)
「ベトバクの民間文化祭を発揮、保存する必要があります。若い世代に民謡テンやバンブーダンスなどを知ってもらえばと思います。これにより、ベトナム民族の伝統文化が今後も保存されるでしょう。」