デルタ株、8月末までにEU域内で主流に=欧州疾病予防管理センター
(VOVWORLD) -欧州疾病予防管理センター(ECDC)は先頃、新型コロナウイルスのデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)が、8月末までに欧州連合(EU)における感染の90%に達するとの見方を示しました。
ノルウェーの人々が新型コロナワクチンの予防接種を受けている。(写真:AFP/TTXVN) |
ECDCは「ワクチンの接種を受けていない若年層を中心に、夏の間にデルタ株の感染が急速に拡大する恐れがある」と警告しました。ただ、承認済みのワクチンは変異株に対しても強い効果があるとしました。
世界保健機関(WHO)の主任科学者ソミヤ・スワミナサン氏は18日、感染力が従来株よりも強いデルタ株が世界的に主流になりつつあるとの見方を示しています。
(ロイター)