12日、ドバイのマディナ・ジュメイラで世界各国の政府高官、国際機関、政策決定者などが集まり、世界規模の課題について各国政府のエンパワーメントを進めるプラットフォーム「世界政府サミット」が開幕しました。今年、90人のスピーカーが来場し、140カ国から4000人以上が参加しました。9時30分に開幕した同サミットでは、ムハンマド・アル・ガルガウィUAE内閣総務大臣が開会宣言を行いました。そして、クラウス・シュワブ世界経済フォーラム会長が、グローバリズムの進む社会における課題についてスピーチを行いました。
(写真:AFP/TTXVN)
その後、国際通貨基金のクリスティーヌ・ラガルド専務理事やフィンランド元首相のマリ・キビニエミOECD副事務局長、セネガルのマッキー・サル大統領らが次々と登壇し、国際情勢や自由貿易などについて発表しました。
同サミットでは、毎年「世界で最も優れた大臣」を選出し、表彰していますが、今年は、マラリア対策とエボラ出血熱の拡大阻止に貢献したセネガルのアワ・マリ・コールセック保健・社会活動大臣が選ばれました。