トー・ラム党書記長・国家主席 フランス上院議長と会見
(VOVWORLD) - 現地時間の7日午後、フランスを訪問していたトー・ラム党書記長・国家主席はフランスのジェラール・ラルシェ上院議長と会見しました。
写真撮影:Tri Dung
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席上、トー・ラム党書記長・国家主席はフランスに対し、ベトナム・EU投資保護協定を早期に批准し、ベトナムの水産物に適用されている欧州委員会のイエローカードの早期解除を支持するよう要請しました。
一方、ラルシェ上院議長は両国議会間の協力の促進や地域と世界の議員フォーラムでの相互支持に関するトー・ラム党書記長・国家主席の提案に賛同しました。また、ベトナム・EUの自由貿易協定と投資保護協定は双方の経済・貿易協力を促進する重要な原動力となると強調し、ベトナムの持続可能な漁業開発に向けてのベトナムの取り組みを高く評価しました。
これに対して、トー・ラム党書記長・国家主席は昨年12月、ハノイで、第12回ベトナム・フランスの地方間の協力会議を開催し、両国の地方間の連携の強化に貢献したことを高く評価しました。
ベトナム東部海域(南シナ海)問題に関し、トー・ラム党書記長・国家主席はアジア太平洋とベトナム東部海域に関するフランス上院のシンポジウムや報告を評価しました。両者は平和、安定、安全保障、海上・上空の自由航行の確保、および国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約に基づく紛争の平和的解決の重要性を強調しました。
同日午後、トー・ラム党書記長・国家主席はパリにあるUNESCO=国連教育科学文化機関本部を訪れ、オドレー・アズレー事務局長と会見しました。席上、トー・ラム党書記長・国家主席はUNESCOの積極的かつ責任ある一員として活躍し、ベトナムとUNESCOとの協力の効率化に取り組むと強調しました。