トー・ラム国家主席、ベトナム共産党中央委員会書記長に選出
(VOVWORLD) - 3日午前、ハノイで第13期ベトナム共産党中央委員会が総会を開き、党書記長職への人事推薦と選出を行いました。政治局員のファム・ミン・チン首相が政治局を代表して総会の司会者を務めました。
トー・ラム党書記長・国家主席(Ngọc Thành/VOV) |
総会の冒頭で、中央委員会は、優れた指導者であり、ホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイルを見習う輝かしいお手本、忠実な党員、党、国家、国民の威信の高い偉大な人物、ドイモイ刷新事業において資質、才能、勇気、知恵を完全に体現するグエン・フー・チョン党書記長に1分間の黙祷を捧げました。
総会では、党の規約と政治局の人事推薦に基づき、中央委員会は100%の賛成率で政治局員のトー・ラム国家主席を第13期ベトナム共産党中央委員会書記長に選出しました。
就任式でトー・ラム書記長は、「これは党、国民、民族の数千年の歴史、新時代における社会主義国家の建設・発展事業の前で大きな光栄であり、大きな責任でもある」と強調し、次のように述べました。
(テープ)
「中央委員会、全党、全軍、全国民の前で、私は党中央委員会とともに党の輝かしい伝統を継承し、第13回党大会をはじめ、これまでの大会で達成された成果と貴重な経験を最大限に活用し、『自主、自信、自立、自強、民族自尊心』の精神を最大限に発揮し、党内の団結と民族大団結を絶えず強化し、党建設・綱紀粛正を促進し、腐敗と不祥事を防止し、思想と行動・党の意志と国民の心を結びつけ、強靭なベトナム共産党、および豊富・強固・民主主義・公正のベトナム国家、国民の豊かで幸せな生活のために尽力することを約束します」
トー・ラム書記長は、ドイモイ刷新事業40周年の総括、および第14回党大会の開催の指導に注力し、チョン書記長を含む歴代の党指導者によって結論づけられたベトナムの社会主義建設と社会主義への道に関する重要な理論的成果を継承し、今後も国が包括的に発展するための正しい路線を提示すると確約しました。
トー・ラム書記長は、第13期党中央委員会が強力な中核団体となり、全党、全軍、全国民をリードし、第13回党大会の決議をはじめ、党の路線を成功させるとの確信を表明しました。これは、党の指導の下に置かれるベトナム社会主義共和国建国100周年を迎え、21世紀半ばまでにベトナムを社会主義志向の先進国へと発展させるという目標を達成するため、強固な基盤を築くものであるとしています。