16日夜、南部カマウ省で、ベトナムテレビ局とベトナム共産党中央宣伝教育委員会の共催により、南部の幹部、兵士、学生などが南部解放・国家統一を準備するため、北部に向かって「北部集結」から70周年を記念する生放送番組が開催されました。

「強くて、深い感情」をテーマにしたこの番組は、カマウ省、北部ハイフォン市、中部タインホア省の3か所でネット配信の形で行われ、トー・ラム党書記長は、カマウ省でこの記念式に参加しました。

トー・ラム党書記長（左）（写真：TTXVN）

番組では、歌舞公演と「団結・躍進するベトナムを築く力」という総合ルポルタージュを通じて、ベトナムの歴史を披露し、「団結は、常に輝かしい勝利に導く指針である」ことが強調されました。1954年の「北部集結」は、愛国心や民族の団結精神、そしてベトナム人民軍と国民の決意を象徴する歴史的な出来事であり、その意義は、現在の国の発展事業に至るまで受け継がれているとしています。

今回の番組は、ベトナム民族の歴史的節目を振り返るとともに、平和、独立、繁栄、幸福を築いた先人たちの貢献と犠牲を讃えるものでもあります。

同日夜、カマウ省チャンバントイ県ソンドク町で、1954年の「北部集結への列車」の運行を記念する記念碑の国家遺跡認定式典および落成式が開催されました。この記念碑は、ホーチミン主席の呼びかけに応じて、南部の幹部や兵士、学生らが北部に赴き、南部解放と国家統一を目指した歴史的な旅路を顕彰するものです。