ナイジェリアで自爆テロ 45人死亡 ボコ・ハラムの犯行か
(写真:AFP/TTXVN)
(NHK)ナイジェリア北東部にある町、マダガリの人通りの多い市場で9日、女2人が身に着けていた爆弾を爆発させました。地元当局によりますと、この爆発で、地元の住民少なくとも45人が死亡したほか、大勢のけが人が出ているということです。
ナイジェリアの北東部では、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓うイスラム過激派組織、ボコ・ハラムに対する軍の掃討作戦が続けられていますが、戦力で劣るボコ・ハラムは、誘拐した女性や少女などを使った自爆テロを相次いで引き起こしており、今回もボコ・ハラムによる犯行と見られています。
国連によりますと、ナイジェリアの北東部ではボコ・ハラムの活動の活発化で治安が極端に悪化し、160万人以上が住む家を追われて避難民となっているほか、農地も荒れ果てているため、深刻な食糧不足が続いています。