バイデン大統領 新目標「7月4日までに成人7割にワクチン」
(VOVWORLD) - アメリカのバイデン大統領は新型コロナワクチンについて、7月4日までに成人の7割が少なくとも1回の接種を済ませるという目標を発表しました。
米中西部オハイオ州で2021年2月10日、新型コロナウイルスのワクチンの接種を受ける男性=AFP/TTXVN |
バイデン大統領「7月4日までの我々の目標は、アメリカ人の70%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、1億6000万人が完全な接種を終える」と語りました。
バイデン氏は今後2か月間で1億回分近くのワクチン接種を提供すると強調しました。そのうえで、「マスクの必要性はますます少なくなる」と改めて積極的な接種を呼びかけました。
こうしたなか、西部ロサンゼルスでは先週、1日平均の接種回数が前の週から2割以上下回るなどペースが落ちています。「接種したくない」という人も一定数いると指摘されていて、バイデン氏の目標達成への影響も懸念されます。
一方、4日、韓国では感染が深刻なインドからのチャーター便が到着し、およそ170人が帰国しました。乗客は臨時施設に7日間隔離された後、自宅などで7日間自主隔離するということです。(TBSテレビ)