(VOVWORLD) - 1日から9日にかけて、ハノイにある桜ステーションで、高橋りくさんの現代美術「マリス(MARIS)」の作品展および共同制作ワークショップが開催されています。
これは日越外交関係樹立45周年を記念する活動の一環です。
高橋さんが2009年に考案した「マリス」は、全盲の人も含むすべての人が味わえる絵画技法とその技法を用いた絵画のことで、「マリス世界統一基準表」により、色の濃さを砂の大きさの違いで、また色相を香りで表現します。
高橋さんは2010年に「マリスアートプロジェクト」を発足させ、アートから世界の平和を世界中の盲学校の子どもたちや目の見えない人びとに伝えるとともに、「晴眼者と一緒にマリスの絵を楽しんでほしい、代表的な芸術である絵画というものを観る体験をしてほしい」との思いで活動を続けています。現時点で、1万人以上がこのプロジェクトに参加しています。
高橋さんは次のように話しました。
(日本語のテープ)