(写真:Getty images)
パリ市は先頃、中東やアフリカから来る難民・移民向けの一時滞在キャンプを市内に設けると発表しました。10月にオープンし、最大600人を受け入れます。「人道上の対応だ」としていますが、地元住民には地域のイメージ悪化や開発計画への支障になるといった不満も出ている模様です。
イダルゴ市長らが記者会見で詳細を説明しました。市北部のポルト・ド・ラシャペル地区にある鉄道ヤード跡に、運送用のコンテナなども使って施設をつくり、シャワーや食事、医療ケアを提供します。5~10日間の滞在を想定し、難民認定の申請などに向けた相談にのります。男性専用で、女性や家族向けにはパリ南郊の自治体が別の施設を用意します。