11月30日午後、政府本部で、ブオン・ディン・フエ副首相は、在ベトナムEU=欧州連合代表部のブルノ・アンジェレット大使と会見しました。
席上、フエ副首相は「ベトナムの党と国家は、世界経済への参入を一貫して主張している」と明らかにすると共に、「グローバル化と貿易自由化は必要な過程であることから、各国は、それぞれの国の経済社会発展過程における互いに協力し合う必要がある」と強調しました。また、フエ副首相は「ベトナムとEUとの自由貿易協定は、高い基準を設定し、複数の問題に関わっているので、ベトナムは、同協定の遂行と採択に向けて積極的に準備している」と強調し、「ベトナム政府は、経済再構築プログラムと成長モデルの刷新、労働効率や競争力の向上を結びつけて実現している」と明らかにしました。この際に、フエ副首相は、ブルノ・アンジェレット大使に対し、ベトナムのEUとの自由貿易協定の締結、批准、遂行に向けた重要な架け橋を果たすよう希望しました。
一方、ブルノ・アンジェレット大使は「ベトナムは、東南アジア地域における群を抜いて、EU向けの輸出額が多い国である。また、EUはベトナムにとって投資額が第3位と多い地域である。EUは、ベトナムとの自由貿易協定の締結に向けて全力を尽くしてゆく」と明らかにしました。