29日、カンボジア・シェムリェプで開催中のAPA=アジア議会会議では、21件の決議案が討議されました。
席上、ベトナムのトン・ティ・フォン国会副議長は演説を行い、「アジアは、平和・安全保障の強化や、試練対応のために協力や、信頼醸成、相互理解の深化、紛争の平和的解決などを促進していく必要がある」と強調しました。
(写真:TTXVN)
また、「ベトナムは、APAの創立メンバーとして、全方位外交政策と国際社会への参入を進め、国際社会の責任あるメンバーや、信頼に足る相手国となっている。ベトナム国会は、団結・創造・国民の利益のためという方向に沿って、APA加盟諸国と協力して平和・発展のアジアのために努力している」と語りました。同日午前、APA加盟諸国の女性議員会議が行われました。
この機に、フォン副議長はカンボジアのヘン・サムリン国民議会議長と会見しました。双方は、両国の発展を高く評価した上で、今後も両国間の伝統的友好協力関係を発展させていきたい意向を表明しました。ヘン・サムリン議長はベトナム国会代表団のAPAへの貢献を高く評価しました。