29日午後、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、ベトナムを訪問中のチェコ・モラビア共産党のヴォイチェフ・フィリプ党首と会見しました。
会見で、フック首相は、チェコの政府・国会・共産党に対し、チェコに在留しているベトナム人に便宜を図るようとの希望を表明しました。また、「両国関係は発展の潜在力が大きい」と述べ、両国関係を実質的かつ効果的に発展させる必要があるとの考えを示しました。
一方、チェコ・モラビア共産党のフィリプ党首は、今回の訪問で、チェコの幾つかの大手企業が同行していると明らかにし、経済や国防などの分野において協力関係をさらに強化したいと述べました。また、両国の共産党と国民の伝統的な友好関係を発揮した上で、草の根外交を促進し、相互理解を深める必要があるとの考えを示しました。