フック首相、WEFの対話や討論会で演説

スイスのダボスで開催中のWEF=世界経済フォーラムの第47回総会の枠内で、19日午後、グェン・スァン・フック首相は国連事務総長、オランダの首相、スイス大統領、スリランカ首相及び世界一流の会社の代表らと会見しました。また、フック首相は「多極世界における主体的責任のある指導」首脳対話で発言を行い、その中で、国連の役割を高く評価するとともに「各国は地域と世界の平和、安定に責任感を高め、行動するよう呼びかけました。


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(写真:Sputnik Vietnam)

また、フック首相は「アセアンの50年の発展の道のり」に関する討論会で演説を行い、アセアン東南アジア諸国連合の成果を讃え、中でも「アセアンの独自の色を作り出す政策」を高く評価し、FTA自由貿易協定の活用を通じてアセアン経済共同体ロードマップを効果的に実施する必要があるとの見解を示し、そして、強固なアセアン共同体作りに向けて加盟各国と団結して、アセアンの諸活動に積極的に寄与してゆくことを公約しました。

アントニオ・グテーレス国連事務総長との会見で、フック首相はベトナムは国連の重要な諸活動に積極的に参加することを公約しました。双方はベトナム・国連の協力関係発展に満足の意を表明しました。スイス大統領との会見で、フック首相は両国の国交樹立45周年を記念する諸活動を高く評価しました。また、スリランカ首相との会見で、フック首相は両国の商取引額の増額に向けて、協力プログラムを効果的に展開し、合同委員会の設立を討議するよう希望を表明しました。

さらに、世界一流企業の代表らとの会見で、フック首相はこれらの企業がベトナムの金融サービス、保険サービスに投資するよう呼びかけるとともに、ベトナムの投資経営環境の改善に取り組むことを確約しました。

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