17日午後、中部高原地帯テイグエン地方ザーライ省プレイクー市で、グエン・スアン・フック首相は同省の指導部と会合し、省内の経済社会発展任務の実施状況について協議しました。

ザーライ省は、ベトナムや、カンボジア、ラオスからなる開発三角地の中心部に位置し、40万ヘクタールの工業用植物栽培地や、50万ヘクタールの農地、複数の貯水池、豊な天然資源、水力発電所、世界的にも有名なドラ・シンバル文化などを持ち、大きなメリットに恵まれています。

フック首相はこれらの潜在力を高く評価し、次のように語りました。

（テープ）

「発展するために、ザーライ省は決意を固め、具体的な措置をとる必要があります。先ず、貧困解消や、民族政策の実施、2017年の計画の実施、クリーン生産、植林、林業に携わる企業の再構築、幾つかの製品のトレードマークづくりに力を入れなければなりません。」

また、フック首相は、同省指導部に対し、2020年をめどに省内の企業数を7000社に倍増させるほか、投資誘致や、観光、国際協力を強化していくよう指示しました。