28日午後、タイのプミポン国王の死去を受け、ベトナムのグェン・スアン・フック首相が弔問のためタイを訪問しています。この機に、フック首相は挨拶を訪れたタイ・ベトナム友好協会のPrachuab Chaiyasan会長と会見を行いました。
会見で、フック首相は両国間の戦略的パートナー関係の強化に対するタイ・ベトナム友好協会の役割を高く評価しました。特に、同協会は、両国間の外交関係樹立40周年記念活動、ナコーンパノム県におけるホーチミン主席記念地区の落成式の開催などの活動に積極的に参加しました。
フック首相はタイ・ベトナム友好協会がタイ在留ベトナム人、及び、ベトナム・タイ友好協会と協力して、両国間の友好協力関係の促進に寄与するよう希望を表明しました。
同日午前、フック首相はSCG ペーパー社のRoongrote Rangsiyopash社長、及び、SCGケミカル社のChemicals Cholanat Yanaranopの社長と会見を行いました。会見で、フック首相は1992年からベトナムで実施されてきたSCGグループのプロジェクトは地元の人々に利益をもたらしていることを高く評価すると共に、「ベトナム政府は常にベトナムで投資活動を行っているタイ企業に有利な条件を作り出す」と明らかにしました。