29日、チェコの首都プラハで、ヨーロッパ在留ベトナム人連盟第一回代表大会が開かれました。大会にはベトナム祖国戦線の指導者、国外在留ベトナム人委員会、ヨーロッパ15カ国駐在ベトナム大使やベトナム人協会の代表多数が参加しました。

大会で、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチュオン・ティ・ゴック・アイン( Truong Thi Ngoc Anh) 副議長はヨーロッパ在留ベトナム人連盟の結成という構想を高く評価し、次のように語りました。

（テープ）

「ヨーロッパ在留ベトナム人連盟の結成はヨーロッパ諸国に在留しているベトナム人共同体の団結の強化に寄与します。この連盟を通じて、ヨーロッパ諸国に在留しているベトナム人共同体が情報を交換したり、互いに助け合ったりして、所在国の市民としての義務を果たすことができます。その他、この連盟の結成はヨーロッパ諸国在留ベトナム人が母国ベトナムへ思いを馳せることに有利な条件を作り出します。」

大会で、参加者らはヨーロッパ在留ベトナム人連盟の規約を討議、採択すると共に、30人からなる執行委員会を選出しました。