先週に行われたフランスのフランソア・オランド大統領によるベトナム訪問に当たり、フランスの経済・金融雑誌キャピタルの電子版(capital.fr)はベトナムに関する記事を掲載し、その中で、「ベトナムは能動的に発展し、フランスの注目を集めている」と伝えています。
記事は、「ベトナム経済はアジア最高の成長速度を持つもので、2014年から年平均伸び率が6%に達しており、今後もその速度が維持されるであろう。一方、インフレ率は3%以下に押さえられている」と報じています。
また、ベトナムの有利な地理的位置に触れ、「3200キロの海岸線を持ち、世界の通商路にあることから、ベトナムは貿易面で大きなメリットがある」としています。さらに、「ベトナム農業は強固な土台があり、コメや、コーヒー、水産物などは世界的にも有名な輸出品となっている。観光も有望である」と評価しています。
記事はフランスの有名な記者ドミニケ・バイラードの言葉を引用し、「2016年、ベトナムは最も高額の外国直接投資を誘致する国々の1つとなっている。若い人口や、豊富な労働力などの要素により、今後、ベトナム市場の魅力は増す」と伝えています。