フーイエン省で、「ホアンサとチュオンサ両群島・歴史的・法的証拠」展示会
写真:TTXVN
12日夜、中部フーイエン省ソンカウ町で、「ベトナムのホアンサとチュオンサ両群島・歴史的・法的証拠」をテーマにした展示会が始まりました。
開会式で挨拶に立ったフーイエン省人民委員会のファン・ディン・フン副委員長は「この展示会は、ホアンサとチュンサ両群島に対するベトナムの領有権を示すと同時に、国の領土保全事業におけるベトナム各民族の団結精神と愛国心の向上に寄与する適切な活動の一つである」と強調しました。
14日まで開催されるこの展示会では、これまでに、国内外の研究者、学者が公表してきた複数の資料や文書、品々、印刷物、及び80枚の地図が展示されています。中でも、17世紀から20世紀にかけて、ベトナム王朝とインドシナにおけるフランス政権が当時のベトナム国家を代表して発行したベトナム語版、フランス語版、中国語版の文書、1954~1975年期に発行された南ベトナムのベトナム共和国政権の行政文書、そして、1975年以降ベトナム社会主義共和国時代の行政文書などがあります。これらの資料は、ホアンサとチュンサ両群島及びベトナム領土内にある他の海や島に対するベトナムの領有権の確立、遂行、保護過程を示しています。その他、イギリス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、アメリカなどで出版された4点の地図集は、ホアンサとチュンサ両群島がベトナム領海域に属していることを示す証となっています。