15日、インドネシアの首都ジャカルタで、ASEAN＝東南アジア諸国連合加盟諸国の財務大臣によるAFMIS11＝第11回ASEAN投資振興会議が行われました。

会議では、ASEAN地域の投資チャンス、アジア新興市場の潜在力などが集中的に討議されました。ベトナムからド・ホアン・アン・トアン財務大臣率いる代表団が会議に参加しました。会議で、発言に立ったトアン大臣は地域内諸国、とりわけベトナムの経済が直面している困難や試練を取り上げると同時に、その解決策を出しました。

トアン大臣によりますと、現在、世界経済が直面している3つの大きな試練は、経済成長の衰退が回復しないこと、幾つかの国における地政学と政治的不安は金融市場とマクロ経済の安定性のリスクを増加させ、世界経済成長回復の展望を衰退させたこと、及び、気候変動は、新興国と発展途上国など各国の経済発展と成長回復過程にマイナス影響をもたらしたということです。