ベトナム、ASEAN地域の環境保護事業に積極的に参加
6日午後、ハノイで、ベトナムは、ASEAN=東南アジア諸国連合の環境保護事業への参加20年間の成果を総括するシンポジウムが行なわれました。
(写真:TTXVN)
シンポジウムで、環境総局のグェン・バン・タイ総局長は「ベトナムは1996年からASEAN の環境保護事業に参加し、生態系の多様性や、気候変動対応策、化学物質や廃棄物の処理、海洋環境の保護、環境技術開発などの分野に積極的に参加している。この20年、ベトナムはASEAN地域の環境保護分野において重要な役割を果たしている」と明らかにしました。
一方、環境保護に関するASEAN高官から構成される機関の事務所のグェン・ティ・タイン・チャム副所長は、今後の協力計画に触れ、「ASEANの環境協力プログラムの枠内で、ベトナムの力を最大限に生かしてASEAN地域の利益をもたらす体制を作り出す必要がある」と訴え、「環境保護に関する国民の認識向上を目指す宣伝活動を強化しなければならない」との見解を示しました。