ベトナムとベネズエラの外務大臣（写真：TTXVN）

会談で、ソン大臣はイバン・ヒル・ピント大臣による今回のベトナムへの公式訪問が両国が国交樹立35周年を記念している際に行われることを高く評価し、これはベトナムとベネズエラの伝統的な友好関係と包括的パートナーシップを促進するというベネズエラ政府の決意を示していると述べました。

また、ソン大臣は、ベトナムはベトナムとベネズエラの関係が、経済、貿易、投資などあらゆる分野に重要な進展を遂げることを期待していると強調するとともに、双方は、実業家代表団の相互訪問や貿易・投資振興活動を推進し、両国の企業が互いの市場に進出できるように有利な条件を提示するよう希望を表明しました。

一方、ベネズエラの外務大臣は、ベネズエラ政府は常にアジア太平洋におけるベネズエラの重要なパートナーであるベトナムとの関係強化を重視していると明らかにするとともに、ベトナムとの関係をを拡大したいと強調しました。

両大臣は、両国は引き続き外務次官レベルでの政治協議メカニズムの効果を活用すること、ベトナム・ベネズエラ政府間協力委員会会議の早期開催のため働きかけること、政治、外交、貿易、農業、エネルギー、文化などのあらゆる分野における協力関係の強化に法的枠組みを作り出すため協力合意書の交渉を推進することで一致しました。また、両大臣は国連や非同盟運動をはじめ、国際機関と多国間フォーラムにおける連携と相互支援を維持することで合意しました。