12日午前、ハノイで、ベトナム商工会議所はベトナムにおける清廉な経営環境作りに関するシンポジウムが行なわれました。シンポジウムに参加した代表は「汚職撲滅のため、各省庁や機関と企業との連携は非常に重要な意義を持っている。清廉な経営環境作りは企業の収益の向上、運営コストやリスクの削減、ブランドの保護などに役立ち、企業に利益をもたらす」との見解で一致しました。
会議の様子
また、「汚職撲滅のため、各省庁や機関の参加の他、企業も重要な役割を担う」との意見がありました。ドイツの首都ベルリンに本部をおく世界の110カ国に拠点をもつ国際NGOであるIT=トランスペアレンシー・インターナショナルの在ベトナム事務所のグェン・ティ・キェウ・ビェン(Nguyen Thi Kieu Vien) 所長は次のように語りました。
(テープ)
「現在、清廉の推進に関する企業の役割が実践と法律の両面において高まっています。そのため、企業と請負者、及び、関連する相手との集団的行動はオープンな経営環境作りを促進し、ひいては、腐敗の軽減と撲滅が図られます」