ベトナムのカインチュアカー、世界で最も美味しい魚料理57選入り
(VOVWORLD) -「カインチュアカー」は酸味、辛み、甘みの風味が調和したベトナム特有の魚スープとなっています。
TasteAtlas撮影 |
15日、世界中の伝統料理などを紹介するグルメサイト「テイストアトラス(TasteAtlas)」は、「世界で最も美味しい魚料理57選」を発表しました。ベトナムの酸っぱい魚のスープ「カインチュアカー」が8位にランクインしました。その他、ベトナムの甘酸っぱいスープ「カインチュア」は19位、川魚「リン」と花「ディンディエン」の鍋料理は53位に立っています。
「カインチュアカー」は酸味、辛み、甘みの風味が調和したベトナム特有の魚スープとなっています。 この料理はタマリンドやパイナップル、トマト、もやし、オクラといった野菜と一緒に煮込むことが多く、魚はナマズや、雷魚、サーモンなどが使われます。5点満点のスコアで4.3という評価を得ました。
一方、3.8点を獲得した甘酸っぱいスープは、ベトナム南部メコンデルタ地域に住む人の家庭料理の定番スープであると紹介されています。この料理は、酸味、甘み、塩辛さがあり、健康増進に役立つとともに、調理時間も短く、栄養豊富な料理として高く評価されています。
そして、川魚「リン」と花「ディンディエン」の鍋料理は、ベトナム南部ドンタップ省の有名な特産料理です。甘みと酸味が絶妙なこのスープは、マメ科の花「ディンディン」と、川魚「リン」のメインの具材のほか、パイナップルやタマリンド、トマトを使用するのが一般的です。