ベトナムの枯葉剤被害者の日55周年の記念活動 盛んに
(写真:baokhanhhoa.com.vn)
8月10日のベトナムの枯葉剤被害者の日55周年にあたり、この数日、全国各地で、様々な記念活動が行われています。
7日、ハノイで、ベトナム教育通信株式会社は、「枯葉剤被害者のため」と題する自転車パレードを行いました。ハノイ市民1000人以上が参加したこのパレードは、ベトナムの最も大規模な自転車パレードとして認められました。ベトナム教育通信株式会社のファム・ヴァン・トイ取締役会会長は次のように語りました。
(テープ)
「パレードの目的は、社会全体に枯葉剤被害者を支援するよう呼びかけることにあります。パレードを通じて、ハノイ市民は枯葉剤被害者への愛情を示すことができると思います。」
一方、6日夜、北部ニンビン省で、「枯葉剤被害者の痛みを和らげる力を合わせよう」と題する交流会が行われました。交流会で、枯葉剤被害者との交流を通じて、枯葉剤による被害を超えて日常生活に取り組んでいる枯葉剤被害者の模範が紹介されました。また、枯葉剤被害者への支援事業で大きな成績を収めた組織や個人が表彰されました。
なお、1961年8月10日、アメリカ軍はベトナム南部で枯葉剤散布作戦を開始しました。