13日、ハノイで、グェン・スァン・フック首相は在ベトナムイスラエル大使館のメラブ・エリオン・サハル大使と会見しました。席上、フック首相は「両国の潜在力は大きい」と評価した上で、「今後、その協力関係はさらに発展していくであろう」意欲を表明するとともに、「イスラエルがベトナムを市場経済国として認定するよう」期待を表わしました。
グェン・スァン・フック首相(真ん中)と、在ベトナムイスラエル大使館のメラブ・エリオン・サハル大使(左)
(写真:TTXVN)
また、フック首相はベトナムで展開中のイスラエルの投資プロジェクトの成果を高く評価した上で、「イスラエル大使館がベトナム外務省と連携して、サイバーセキュリティーや、農業、労働、国防などの分野で協力をさらに拡大させるよう」要請しました。
一方、サハル大使は、「両国の自由貿易協定に関する交渉は2回にわたり行われたが、この協定が早期に締結されるよう」期待を表明しました。また、「近日中に行なわれるイスラエル首相のベトナム公式訪問は、両国の友好協力関係に多くの新たなチャンスをもたらす」としました。