8月6日のベトナム・タイ 外交関係樹立40周年を記念して、ベトナムの声放送局の記者のインタビューに対し、国外在留ベトナム人担当委員会の主任を務めているブ・ホン・ナム外務次官は「外交関係樹立40年後の現在、両国関係があらゆる分野において、良好に発展している。特に、両国がASEAN=東南アジア諸国連合を始め、地域と国際協力体制の枠内で、緊密に協力している」と明らかにしました。
ナム次官によりますと、2013年に行われたベトナムのグェンフーチョン共産党書記長のタイ訪問により、両国関係は戦略的パートナー関係に格上げされました。現在、両国は2020年をめどに、両国間の取引総額を200億ドルにするため取り組んでいます。ナム次官はASEAN協力におけるベトナムとタイとの関係の意義について、次のように語りました。
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「ベトナムとタイは経済がダイナミックに発展している国です。両国の人口とGDP=国内総生産はASEAN共同体の総人口の3分の1を占めています。そのため、両国の協力はASEAN共同体に重要な意義を持っています」