ベトナム、ドイツのテロ事件やロシア大使の殺害事件などを非難
20日、外務省のレ・ハイ・ビン報道官はドイツの首都ベルリンのクリスマス市に大型トラックが突入し12人が死亡したテロ事件やスイスのチューリヒにあるイスラム教の礼拝施設で19日、男が侵入して銃を発砲し、多くの死傷者を出した件に関し、記者団のインタビューに応えた際、「ベトナムは被害者の家族に哀悼の意を表し、一般人を狙ったテロ事件を強く非難している」と強調しました。
また、ドイツのトラック突入事件に巻き込まれたベトナム人がいるかどうかということについて「テロ事件を受けた直後、在ドイツベトナム大使館は所在国の関係当局やベトナム人協会と緊急に連絡し、情報を入手した。これまで、ベトナム人が事件に巻き込まれたという情報はない」と明らかにしました。
他方、トルコの首都アンカラで19日、写真展の開幕式に出席していたロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使がトルコ人警官に銃撃され、死亡した事件に関して、ビン報道官は「ベトナムはロシア大使の殺害事件を強く非難している。ロシア政府、国民、及び大使の遺族に哀悼の意を表す。犯罪は厳罰に処されることを信じている」と強調しました。