１４日、南部カントー市で、「効果的で着実な経済パートナーへ向けて」と題する第１０回ベトナム・フランス地方協力会議が開催されました。

会議で、ヴ・ドゥク・ダム副首相は、ベトナムとフランスの関係は政府レベルだけでなく、地方レベルでも良好に発展していると明らかにし、両国の地方間の協力は都市管理、環境保護、医療、教育などの分野で拡大されつつあると述べました。ダム副首相は次のように語りました。
（テープ）

「両国民の密接な愛情、及び、豊かな経験により、フランスの各地方は、具体的な協力プロジェクトを展開し、ベトナムの各地方を、自らの強みを最大限に発揮するように支援することができると思います。そういうことを実現させるには、両国の各レベルの行政府と企業の応援が必要です。ベトナムは常に、フランス企業にできる限り便宜を図っています。」

今回の会議で、ベトナムとフランスの各地方は共同声明を発表し、その中で、観光を始め、経済協力をさらに発展させてゆく方針です。また、教育と医療も両国の各地訪間の協力の目玉とされるとしています。そして、双方は、第１１回ベトナム・フランス地方協力会議を２０１９年にフランスのトゥールーズで開催することで一致しました。