ベトナム・マレーシア 2020年に貿易総額を150億ドルに
9日午後、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、ベトナムを訪問中のマレーシアのダトゥク・セリ・ムスタファ・モハメード通商産業大臣と会見しました。
フック首相(右)とモハメード大臣(左)
会見で、フック首相は、ベトナムは、マレーシアとの関係、特に、経済・通商・投資関係を重視していると述べ、ベトナム政府はベトナムに進出しようとするマレーシアを含む外国の企業に便宜を図っていると強調しました。また、フック首相は、両国の協力拡大を目指す2017~2019年期の行動計画が早期に承認されるようとの希望を表明し、両国は観光、エネルギー、インフラ整備、金融・銀行、不動産、製造業などの分野での協力をさらに拡大する必要があると述べました。
これに先立ち、マレーシアのマハメード大臣はベトナム商工省のチャン・トゥアン・アイン大臣と会談しました。会談で、双方は、2020年をめどに両国の貿易総額を150億ドルにするという決意を改めて確認しました。