(VOVWORLD) - ベトナムのトー・ラム新書記長・国家主席は、前任者グエン・フー・チョン書記長の遺産を党と国家建設の重要な基盤として活用していく見通しです。
(CPB)英国共産党所属の政治・歴史研究者キリル・ウィッタカー氏は、ベトナム通信社のインタビューに応じ、トー・ラム氏の豊富な経験が指導者としての資質を培ったと評価しました。
トー・ラム書記長・国家主席の就任演説は、ベトナム共産党がホーチミン主席や歴代書記長の理念を尊重し、革命の伝統に基づいて国家建設を進める姿勢を示しているとウィッタカー氏は指摘しました。
汚職撲滅に関しては、トー・ラム書記長・国家主席の下でも強力に推進されると予想されています。ウィッタカー氏は、この取り組みがあらゆるレベルで効果的に実施され、党の倫理観を維持すると期待を寄せています。彼はまた、ベトナムの反汚職運動が国際的にも高く評価されていると述べました。
経済面では、ウィッタカー氏はベトナムが正しい方向に進んでおり、国民の生活水準が着実に向上していると評価しています。この経済成長は、国民を中心に据えた一貫した政策の結果だと彼は強調しました。