20日と21日の両日、ニューヨークの国連本部で第71回国連総会・特別政治・非植民地化委員会の枠内で「平和維持活動の全面的な点検」と題する討論会が行なわれました。席上、ベトナムの国連常駐代表団団長のグエン・フオン・ガ大使は発言に立ち、「国連平和維持活動は世界の平和と安全保障の維持に重要な役割を果たし、発展に向けての平和かつ安定した環境づくりに貢献する」と強調しました。
また、国際情勢が複雑に推移している背景の中で、国連は独立、主権、領土保全、内政不干渉、武力行使をしないという基本的な原則を掲げる必要があるとしています。
さらに、ガ大使は国連安全保障理事会に対し、国連事務局や平和構築委員会に平和維持計画の作成をアドバイスするよう呼びかけました。そして、ベトナムは世界の平和・安全保障の維持に積極的に参加すると強調しました。
なお、2014年から、ベトナムは連絡士官を国連平和維持活動に参加させています。