ベトナム新党書記長、国家発展への決意を表明

(VOVWORLD) - トー・ラム党中央執行委員会書記長・国家主席は4日、「強固な党と豊かで民主的、公平、文明的なベトナムの建設」と題する記事を発表しました。
ベトナム新党書記長、国家発展への決意を表明 - ảnh 1トー・ラム党中央執行委員会書記長・国家主席

記事では、第13回党大会で策定された2030年までの国家発展方針と2045年までのビジョンが強調されています。21世紀半ばまでにベトナムを社会主義志向の先進国にするという野心的な目標が掲げられており、全党、全国民、全軍に対して愛国心や民族の団結、国家発展への願望を喚起しています。

トー・ラム氏は、世界が大きな変革期にあり、2030年までが新たな世界秩序を形成する重要な時期だと指摘しています。国内でも機会と課題が混在する中、党大会で設定された目標達成のために全国民の努力と団結が必要だと強調しています。

特に注目されるのは、党の建設と健全化の継続的推進、そして汚職や悪弊との徹底した戦いです。「止まることなく」「休むことなく」「聖域なく、例外なく」という方針が示され、厳格な姿勢が表明されています。

同時に、行政改革やデジタル化の推進、国内外の組織や個人が活動しやすい環境づくりなども重要課題として挙げられています。

トー・ラム書記長・国家主席は最後に、ベトナム共産党の指導の下で国がさらに発展していくという確信を示しました。

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