（写真：suckhoedoisong.vn）

既にお伝えしましたように、発展途上国への予防接種普及を推進する国際組織「GAVIアライアンス」が展開するワクチン接種事業「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」から、ベトナムは、3月と4月にさらにおよそ420万回分のワクチンが支給されます。また、来る4月、ベトナムは、イギリスの製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)に発注した新型コロナウイルス・ワクチン１５０万回分を受領する見込みです。

ユニセフ国連児童基金ベトナム事務所のRana Flowers所長は、「ユニセフの目標は、ベトナムにワクチンを迅速かつ安全に届けるということである。これはパンデミック後、ベトナムの医療面を支援するだけでなく、ベトナムの経済回復にも寄与する」と語りました。これに先立つ8日、ベトナムは新型コロナウイルスワクチンの接種を開始しました。今回はハノイと北部ハイズオン省、及び、ホーチミン市をはじめとする13の省と市に優先的に11万７千回分が配分されています。