11日午前、ハノイで、「農産物の品質、食品安全の確保」をテーマにした第16回国際農業見本市が行われました。
見本市の開幕式で挨拶に立ったレ・コック・ゾアン農業農村開発大臣は「輸出市場や気候変動などに関する様々な困難を乗り越えて、農業部門は、年末を前にしての数ヶ月、成長を回復してきた。10月の農林水産物の輸出額は昨年同期と比べ6.3%増に当たるおよそ264億ドルに達した」と明らかにしました。ゾアン大臣は次のように語りました。
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「この見本市は、食品安全に関する政府の指示を遂行すると同時に、国内外での安定した農産物の消費先を拡大することが狙いです。見本市は、各地方や、企業が農産物をピーアールすると共に、農産物の生産と消費に寄与する良いチャンスであると期待されています。」
15日まで開催される見本市には、国内外の企業300社が参加し、400の展示ブースを設けて、数千点の農産物を紹介しています。