ホーチミン市で、初のドンカータイトゥの子どもののど自慢大会が始まる
4日、ホーチミン市で、ドンカータイトゥという南部の民族芸能の子どもののど自慢大会が開幕しました。大会には市内24の地区や県の5歳から15歳までの子どもおよそ100人が参加しました。
(写真:thanhnien.vn)
ホーチミン市文化スポーツ局の主催で初めて開催されるこののど自慢大会はドンカータイトゥの独自の価値を顕彰すると共に、ドンカータイトゥの若い歌い手の育成に寄与するためのものです。ホーチミン市文化スポーツ局のグェン・バン・ミン( Nguyen Van Minh) 副局長は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは学校のカリキュラムにドンカータイトゥを盛り込みました。これにより、青少年がドンカータイトゥに関心を寄せるようになっています」
ドンカータイトゥの子どもののど自慢大会の決勝戦は7日に行われます。
なお、ドンカータイトゥは元々はフエの宮廷雅楽から派生したもので、19世紀の終わり頃にベトナム南部で広まり、南部を代表する民間芸能になりました。2013年、ドンカータイトゥがユネスコ=国連教育科学文化機関により、人類の代表的な無形文化遺産として認定されました。