22日、ニューヨークで開催中の第71回国連総会に出席しているベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はアメリカのアントニー・ブリンケン国務副長官と会見しました。
会見の風景
会見で、ミン副首相兼外相は、各レベルの対話と協議を強化し、両国関係をさらに拡大させる必要があると述べました。一方、ブリンケン副長官は、両国関係の良好な発展に喜びの意を表明し、対話や訪問団の強化を通じて両国の実質的な協力をさらに促進する必要があると述べました。
双方は、政治・安全保障に関する地域情勢について意見交換をし、1982年国連海洋法条約を始め国際法に従ってベトナム東部海域(南シナ海)問題を平和的に解決することで一致しました。
同日、ミン副首相兼外相は、インテルやコカコーラなどベトナムに進出している企業を含むアメリカの一流企業25社の代表との円卓会議を開きました。席上で、ミン副首相兼外相は、アメリカ企業は両国関係の良好な発展に大きく貢献していると高く評価し、アメリカ企業に対し、引き続き両国の戦略的パートナーシップの促進に寄与してゆくようとの希望を表明しました。