ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はニュージーランドのマレー・マカリー外務大臣の招きに応じて、1日から3日にかけて、ニュージーランド公式訪問を行なっています。訪問期間中の1日午後、ミン副首相兼外相はニュージーランドのデビット・カンター 下院議長を表敬訪問した他、ビル・イングリッシュ副首相兼財務相と会見を行いました。
(写真:TTXVN)
会見で、ニュージーランドのデビット・カンター 下院議長は「ニュージーランドはベトナムを優先的に全面的パートナー関係を構築する国々の一つと見なしている」と述べると共に、両国の国会協力と草の根外交の良好な発展に満足の意を表明しました。また、デビット下院議長はニュージーランドのオークランドとベトナムのホーチミン市との直行便の効果向上のため、今後も、引き続き協力するよう希望を表明しました。
ミン副首相兼外相との会見で、ニュージーランドのビル・イングリッシュ副首相兼財務相は「ニュージーランドは経済、財政、銀行、国営企業の再構築などの分野におけるベトナムとの協力に関心を寄せている」と述べると共に、対ベトナムODA政府開発援助を始め、ベトナムの発展を引き続き支援すると確約しました。
一方、ミン副首相兼外相は2020年、両国間の取引総額を17億ドルにするため、経済、貿易関係をさらに促進するよう提案すると共に、銀行サービス、再生エネルギーなどニュージーランドの得意な分野での協力チャンスを探るため、協力を強化するよう希望を表明しました。