メコン川の下流（写真：TTXVN）

4日、ハノイで、「メコン川流域の水資源の効果的利用とベトナム政策への示唆」をテーマとしたシンポジウムが行なわれました。

シンポジウムで、IUCN＝国際自然保護連合のジェク・ブルナー(Jake Brunner)代表は「メコン川流域の水資源の効果的利用のため、流域内にある各国の協力は非常に重要な役割を担っている」と明らかにしました。

一方、河川流域管理に関する専門家であるグェン・ニャン・クアンさんは「メコン川の下流に水資源を効果的に運ぶため、ベトナムは水資源を運ぶことに関する情報を引き続き、収集、アップデートしなければならない、メコン川流域協力体制に属する各機関は情報を主体的に入手した上で、加盟国に対し、メコン川の持続可能な開発に関する協力協定を遵守するよう要請する必要がある」と明らかにしました。