トルコのビナリ・ユルドゥルム首相は、集会のキャンセルが原因でドイツとの間に続いている危機のため、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と電話会談を行いました。
ユルドゥルム首相は、ベキル・ボズダー法務大臣とニハト・ゼイべクチ経済大臣の集会に許可を与えなかったドイツのメルケル首相と、4日、電話会談を行ったと話しました。
ビナリ・ユルドゥルム首相は、「会談は、予定より少し長く続いた。もちろん、最近ドイツでトルコの国民投票に向けて行われる予定だったトルコ国民との集会に制限をかけ、キャンセルしたことについて、メルケル首相と話し合った。今後の予定に向けては、少し異なる道を歩むことになる。来週中に、両国の外務大臣が会談を行い、この件についてもはっきりと話し合う予定だ。」と述べました。ユルドゥルム首相は、自身がドイツを訪問するかどうかについての質問にも、「現在、私の予定にはないが、他の関係者が訪問することになるだろう。」と述べました。