ラオスでASEAN首脳会議 開幕


6日午後、ラオスの首都ビエンチャンで、第28回と第29回ASEAN首脳会議が開幕しました。『ダイナミックなASEAN共同体のために、ビジョンを現実へ』と題する今回の会議は7日まで開かれ、ASEAN共同体の構築を主な議題としています。

ラオスでASEAN首脳会議 開幕 - ảnh 1


開幕式典で、ラオスのトーンルン・シースリット首相は演説を行い、次のように語りました。

(テープ)

「第28回と第29回ASEAN首脳会議は、ASEAN共同体が2025年までのASEANビジョンを精力的に促進させ、相手国との協力を強化していることによって多くのチャンスを迎えているのに対し、地域と世界の情勢が複雑に推移している背景の中で、行われたものです。そのため、ASEAN首脳会議と関連各会議は、ASEANの指導者らが2025年までのASEANビジョンを展開する方向について協議するチャンスでもあります。また、ASEANの指導者らは、『ダイナミックなASEAN共同体のために、ビジョンを現実へ』という目標を達成するために、共に関心を寄せている地域と国際問題についても協議します。」

同日、首脳会議の枠内として、2025年までのASEAN結合マスタープラン、ASEAN参入行動計画の第3フェーズ、ASEANビジネス顧問評議会を紹介する式典が行われました。また、関連各会議として、ASEAN+1首脳会議、ASEAN・中国対話関係樹立25周年を記念する首脳会議、ASEANと中国・日本・韓国(ASEAN+3)首脳会議、東アジア首脳会議などが6日から8日にかけて開催される予定です。

ご感想

他の情報