ロシア協力者から国家勲章剥奪を、ウクライナ大統領が法整備訴え
(VOVWORLD) -ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、これまでに授与した国の勲章などを「裏切り者」から剥奪する手続きを定める法案を可決するよう議会に求めました。
(写真:Getty Images/TTXVN) |
対象となる人物の氏名は挙げませんでしたが、「自身の行動の結果、国民からいかなる敬意を受ける権利も失った」人物を標的にすることによる「正義の回復」が目的だと、夜のビデオ演説で説明しました。
「このような人物にふさわしいのは裏切り者という称号だけで、その報酬は国家と独立に反するあらゆる行為についての説明責任だ」と述べました。
この法案は最高栄誉賞である「ウクライナの英雄」を含む全ての国家勲章に適用されるとも述べました。
2022年2月のロシアによる侵攻以来、著名人を含むウクライナ人数百人がロシアに協力したと非難を受けています。(ロイター)