ローマ法王が恒例のクリスマスメッセージ、広場に約4万人集まる
(写真:AFP/TTXVN)
[ロイター] - ローマ法王フランシスコは25日、カトリックの総本山バチカンにあるサンピエトロ大聖堂のバルコニーから、恒例のクリスマスメッセージを送りました。厳重な警戒態勢が敷かれる中、サンピエトロ広場には約4万人が集まりました。
法王は、戦争やテロリズムに傷ついた世界の平和を祈り、移民や難民、経済的な不遇に見舞われた人々に思いを寄せるよう促しました。
緊張が高まるパレスチナとイスラエルに関しては、勇気を持って憎しみや復讐を捨て、「歴史の新たなページを記す」よう求めました。
また、シリア内戦の激戦地、北部アレッポから逃れた人々への緊急支援を訴えたほか、イスラム過激派組織ボコ・ハラムにも言及し、ナイジェリアでの「テロ行為」を終わらせるよう呼び掛けました。