ワクチン接種拒否の公務員出勤禁止へ=カンボジア首相
(VOVWORLD) - カンボジアのフン・セン首相は、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否する公務員と国軍兵士を職務から外す方針を示しました。
先ごろ、フン・セン首相は自身のフェイスブックで、「現時点でワクチン接種は任意だが、将来的には義務化される」との見通しを示した上で、最初に国軍兵士の接種が義務化されるだろうと述べました。
「公務員のワクチン接種率が70%にとどまるなら、未接種者の出勤を禁止する」と述べ、「自分自身や組織、社会を守るためのワクチン接種を拒否するなら家にとどまるべき」と苦言を呈しました。
首相によりますと、国軍兵士の1回目のワクチン接種率はほぼ100%、2回目は70~80%に達しています。
首相は、役人が医師と結託してワクチンを接種したと偽る可能性にも言及します。こうした問題を避けるため、接種後は保健省が発行する認定カードを手渡す案を示し、将来的には認定バッジの導入も視野に入れていると明かしました。(NNA)